英国グラスゴーで開催されたCOP26(第26回国連気候変動枠組条約締約国会議)。現地に赴いた二つのユース団体とともに、報告イベントを開催します。
報道を通じて、国際会議の様子などをご覧になった方も多いと思いますが、この条約会議は、会議場周辺の各地で、街では世界中から大勢の人が集まって思い思いに訴えを行い、教会や学校、公民館などを利用して市民レベルの多様なイベントが開催されることはあまり知られていません。
The real work continues outside these halls.
ほんとうの仕事は、会場の外で続いていく。
これは、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの言葉です。
気候変動は、女性や年配者、貧困者や移民などが、よりダメージを受ける問題です。このような気候脆弱者たちこそ中心に据え、より発信しやすくするといったグラスゴーでのユースの活動の事実は、多くの日本人にとって重要な気づきになると信じています。
こうした側面のほかに、この会議に至る一年間の各国政府発信のビッグデータから紐解ける国際動向もご紹介し、ユースとともに、「何があったか」だけではなく「これからどうなるか」に力点を置いたトークも行います。
民主主義と、オープン化を推進する会社として、他にはないCOP26の報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。
日時
2021年12月10日(金)20:00~21:30
開催方式
Zoomオンライン(無料)
登壇者
高野愛(たかのめぐみ):Climate Youth Japan 2021年共同代表。COP会場「Blue zone」でのパビリオン出展。
小林誠道(こばやしまさみち):Fridays For Future Osaka代表。複数の現地アクションと、山口環境大臣等との対話イベント参加。
小田真人(おだまさと):(株)オシンテックCEO。環境省バーチャルパビリオン出展と並行したCOP現地活動。オープンソースインテリジェンスによる国際動向を発信。
このような方におすすめ
メディアで報じられなかった現地のリアルを知りたい方(報道関係の方も歓迎します)。
日本での気候変動や環境活動にもやもやを感じている方。
国際動向からの日本の乖離に不安を感じている方。
タイムテーブル
第一部:
20:00~ 10分で超簡単前説「いまさらきけないCOP26」
20:10~ BluleZone内、各国のパビリオンにみる、日本の立ち位置。日本のメディアが報じたこと。
20:25~ 多様な団体の多様な主張が行きかう街頭でのマーチ。市民社会の成熟と、政策のつながりに思うこと。
20:45~ 現地の多様な国の人から直接「日本政府への意見」を集めてみた。
20:55~ 現場活動と「オープンソースインテリジェンス」が未来を読み解くカギになる。
第二部:
21:10~21:30 ディスカッション:圧倒的に足りていない「議論の土俵」を考える / 未来洞察を活動に活かすには
社会貢献/地域活性 NGO 環境問題 ソーシャルビジネス ジャーナリズム サステナブル
お申し込みはこちらからどうぞ。
https://korekara-cop26.peatix.com
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