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株式会社オシンテック

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海洋プラスチック汚染

近年、プラスチックごみ問題が注目されてきました。

プラスチックは、ゴミとなり何らかの理由で海洋流出すると、ほぼ消えません。

これが原因で、私たちは、1週間にクレジットカード約1枚分のプラスチックを食べているという研究もあります。

現在は、毎年飛行機50,000機分のプラスチックが海洋流出しており、世界の海に1億5,000万トンのプラスチックが蓄積していると見られています。


2016年、ダボス会議内でエレン・マッカーサー財団が作成したレポートが発表され、世界に衝撃を与えました。このままプラスチックの生産が増え続けると、2050年には蓄積量が10億トンに達することになり、魚全体の重量である8億トンを上回る数字になる、という極めてショッキングなものでした。


現在の世界のトレンドは、プラスチックを使わない、というものです。

 

法整備も進んできています。

 

例えば、英国は2019年7月にプラスチック包材税に関するサマリーを発表しました。それは「イギリスは今後、リサイクル成分が30%以下のプラスチック包材を生産・輸入する事業に対して課税を行う」というものです。

他にも、欧州委員会では同じ2019年7月にEU全域でプラスチックを撤廃する議題が追加されました。これは、欧州市民が欧州委員会の「一回性プラスチックの撤廃が不十分」だと指摘し、「2027年までに全てのプラスチック包装とペットボトルを撤廃する」ことを要求しているものです。
 

日本でも、レジ袋の有料化などが「法律として」2020年7月より始まりますが、世界の法制プロセスをモニタリングしていれば、日本の対応が遅いことも分かります。そして、この対応の遅さは、企業と生活者のどちらにとっても不幸な結果を招きます。


一方、プラスチックは我々の生活を支えてきた便利な素材という側面も否めません。食品の保存期限を長期に保ち、軽量ゆえに輸送のエネルギーを減らせるなど、有用な面もあります。紙に代替すれば、海洋問題には解決になるものの、熱エネルギー消費が大きくなり、注目の植物由来プラスチックへの置き換えは、その多くが食糧問題や水資源問題とトレードオフとなります。

このように、問題は複雑に絡み合い、循環構造になっています。最適解に辿り着くためには、領域の垣根を超えたイノベーションが必要です。だからこそ、固定的な側面からのルール形成にならないよう、多くの人が携わっていく必要があるのです。

RuleWatcher™を活用して、共にそのヒントを見つけていきましょう。

 

(記事内容:2020年3月現在)